33歳って言う年齢は中途半端なのかもしれない。何かをはじめようと思うと遅いし、諦めようとするには早い。もっとも、あと5歳、若くても同じ事を言っていたかも知れないけど。
一昨年の今ごろ、8年ほどのブランクがあって、再びオフロードバイクに乗る様になって、トライアルに出会った。怪我をしたりもしたけど、仲間に恵まれて、下手ながらも自分が求めていたモノに出会えたと思っている。今までバイクに乗ってきた中で一番充実している。 そして、トライアルを楽しんでいる方には年配の方が多い。50歳以上の方が、私が手も足も出ないようなセクションを軽くクリーンする。もちろん、コンペ経験など、積み重ねてきたものがあっての事なのだが、トライアルは長く楽しめるんだと身を持って教えてくれる。 私も、これからも長くトライアルを楽しむ為に、ツートラ初心者を卒業してコンペを経験しておきたいと思っている。トライアルはバイクの操作そのものなので、この経験はどんなバイクに乗るにしても、どんな乗り方をするにしろ、後々まで自分の糧として残るだろう。 また、今年の夏にR1200GSを手に入れた。KTMのアドベンチャーと迷って、10年以上乗れるバイクと考えてGSに決めたが、実は、サスストロークの少なさやオフに向かない車体構成で、納車まではGSで良かったのかと後悔半分だった。 以前にも、ビックオフはNX650ドミネーターを所有していた時期もあったが、当時の仲間はオンロードのビックバイク中心だったので活躍する機会はあまり無かった。しかし、今は私がblogでこんな事を書いていることを始め、ネットで求める情報がすぐに得られ、求める仲間に巡り会える環境を手に入れている。 そう、距離さえ問題としなければ、日本全国に散らばっているビックオフローダーと、日本中のダートを走れる。そう言う気にさせてくれて、それを実現させてくれる・・・GSにして良かったと思っている。きっと、GSでなければ、このような気持ちになる事は無かっただろう。GSに乗っていると何時までも走り続けたくなる。 そして、少年の頃に夢見ながらも実現は不可能と忘れ去っていた海外のダートも、目標をしっかり持ち計画的に準備を行えば、手が届くのでは無いだろうか? そんな中、SSERでBEIJING ULANBAATAR 2005(BTOU)が発表された。日本人が主催する海外ラリーレイドが帰ってきた。海外のダートをバイクで走るのならば、海外ラリーレイドで走ってみたい。海外オフロードバイクツーリングならば、今後も走る機会は作れるだろう・・・しかし、ラリーレイドとなると体力的なもの、経済的なもの、社会的なもの・・・様々な要素を考えると、あと5年程度しか猶予が無いという考えに行き着く。国内ラリーレイドでスキルを積み、数年後にチャレンジする海外ラリーとしてBTOUは素晴らしい目標と思える。(数回は開催されるものと考えてだが) 今、トライアルでのコンペ経験を積むか、海外ラリーレイドを目指すか・・・両方を目指すには不可能な年齢だと思う。両方を求めて、どちらも納得出来ない形で終わるのだけは避けたい。 どちらを目指しても、これからもバイクを楽しむ為には大きな糧となるに違いない。 さて、未だ考えはまとまらないが・・・トライアルの練習をしつつ、国内ラリーを目標に準備を進めながら、もうしばらく悩んでみようではないか。
by kouki_cee
| 2004-10-22 18:44
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